新入園児対応のため4月は一時保育は中止しています。再開できるようになったら、一時保育のページで可能な日をご案内します。 5/1~の、0歳児組と2歳児組に定員の空きがあります。

ハムスター

保育方針

「てのひら」の保育方針

  • 1.身体の発育を促進するために、近くの公園での外遊びを十分させます。
  • 2.噛む力をつける離乳食・乳児食を提供し、健康な体作りのための食育をします。
  • 3.自分の気持ちを表現できるように、一人一人との対話を大切にします。
  • 4.異年齢の集団の中で、小さい子を慈しむ気持ちを育み、大きい子の真似をする機会を多くし、
    子ども同士で育つ環境を大切にします。
  • 5.保育姿勢が協働できるように、保護者との対話や情報交換に努めます。
  • 6.保護者のワーク・ライフ・バランスの推進を支援します。

家庭と保育園で「共育て」しましょう

ご家庭と保育園でお子さんの情報を共有して、一緒に子育てしましょう。 お子さん情報の共有ツールとして、連絡帳アプリ(コドモン)を使用しています。
ママばかりでなくパパも、子育てを手伝ってくれるおばあちゃまも共有できます。 連絡帳では、毎日の給食の写真を掲載したり、時々は保育中のお子さんの写真を添付したりします。
その日のお子さんの様子を、互いに連絡しながら、発育を共に楽しみ、体調を共に配慮したりしましょう。
アプリの資料室では、毎月の「献立表」や「年間避難訓練の予定表」「教育プログラムの予定表」も掲載しています。
「共育て」のために、入園前の両親面接や、ママ会・パパ会、個人面談など行います。

毎日散歩を取り入れています

てのひら保育園・第2てのひら保育園は、0歳児から2歳児までのもっとも足腰の成長する時期のお子さんをお預かりしています。
足腰の発育には、早くから歩くことを促すのではなく、なるべく這うことを促しています。
まだつかまり立ちができない子はベビーカーやおんぶで、安定してつかまり立ちができる子はお散歩カーで公園に行きます。
公園では、外気に触れるばかりではなく、公園の草や花に興味を持ったり敷物の上で這ったりします。
安定して歩けるようになると、公園まで手をつないで歩きます。 公園では、安全を見守りながら沢山一人歩きをさせたり、小さな段差も手を引いて経験させます。
走れるようになるとボール遊びも取り入れてかけっこしたり・・・と。 子どもたちを安全に遊ばせられる公園が、保育園から半径500m以内に6ヶ所もあります。
そして舎人公園までも私たちのお散歩エリアになっています。(舎人公園内「芝滑り場」までは750mあります。)

テレビを置いていません

てのひら保育園・第2てのひら保育園には、子どもたち用のテレビがありません。
施設の設計時には配線をしたのですが、「0歳から3歳までの保育にテレビは必要なし」と、職員で決めました。
子どもが保育園にいるときは、職員や子どもと接して欲しいし、言葉や遊びのやり取りの中で社会性が芽生えて伸びていくという思いからです。
子どもたちは、絵本の読み聞かせやリズム遊びが大好きです。 様々なブロックでは、時間をかけて作品を作ってくれます。2.3歳児は、30~35Pのパズルでもよく遊びます。

看護師配置で健康づくり

  • 1.衛生的な保育室と近隣の公園で体を動かし、身体機能の成長を促します。
    また、気持の表現ができるように、一人一人との対話を大切にします。
  • 2.バランスの取れた栄養と、噛む力をつける離乳食・乳児食を提供し、健康な体づくりのための食育をします。
  • 3.看護師を配置して、日常の健康管理や健康づくりに配慮し、発病時の受診など保護者のサポートをします。
  • 4.安全確保や保育姿勢が共有できるように、保護者との対話や情報共有に努めます。

異年齢保育を基本としています

異年齢保育とは、同じ年齢でクラス分けすることなく0歳児から2歳児まで一緒に保育することです。
一緒に保育するといっても、寝たきりの赤ちゃんとまだ配慮ができないよちよち歩きの子を同じスペースに置くわけではありません。
赤ちゃんは抱っこしたりベットに寝かせたりします。 また、ゆったり這い這いさせるために別のスペースに赤ちゃんだけで遊ばせることもあります。
食事の時間も、離乳食の子どもたちは11時から、2歳以上は11時半からと少し変えたり、睡眠も赤ちゃんは眠りたいときに、だんだん生活リズムが取れてきたら午睡は12時半からにしています。
そんな安全や発育の配慮をしながらも、異年齢保育にしているのには理由があります。 子どもは子どものマネをして成長するからです。
2歳児が上手に手遊びをしているのを見て1歳児もマネをします。 そして0歳児までがマネのようなことをします。
手遊びばかりでなく、絵本を読んでもらうこと、滑り台で滑ったりヨーイどんをすること、トイレで座って用を足すこと、靴を履くこと、服を自分で着ようとすること、スプーンで食べることなどなど。
赤ちゃんにミルクを飲ませていると、本当は自分が抱っこしてほしいのに、覗き込んだり、「いいこいいこしてね」と話しかけその赤ちゃんの頭をなでたり、 2歳児が1歳児にその子の好きな絵本やおもちゃを持ってきてあげたり、とても優しい態度を見せてくれるのです。
それもこれも、0歳児から2歳児全員で19名という集団だからできることだと思います。

職員体制

園児の安全を守り、一人ひとりに寄り添う保育を行うために、てのひら保育園・第2てのひら保育園の両園とも、 保育士を6、7人配置しています。
また、朝早い時間帯や夕方遅い時間帯に園児数が少なくなっても必ず複数体制で、非常時に対応できるようにしています。

担当制とチーム保育

0歳児・1歳児の保育は家庭的保育が望ましいという考え方で、担当制を取り入れている保育園があります。
担当制とは、AちゃんBちゃんCちゃんはT先生が担当して、おむつ交換や食事介助お昼寝介助などを1人で行うものです。
規模が大きい保育園では職員も多くいて、子どもが馴染みにくいことからの配慮かもしれません。
てのひら保育園・第2てのひら保育園は全園児で19名ですし、0歳児の新入園児も5名です。
そのため、担当制ではなくチーム保育を基本にしています。つまり全職員が全園児を把握して保育する方法です。
なぜなら、子どもはこちらの思うように担当の3人だけで遊ぶわけではありません。 気になる子への配慮は、全職員が把握している必要もあります。
園児一人ひとりの保育計画も全職員で検討して共有します。 ただ、AちゃんがN先生にしかなつかない場合は、その園児が落ち着くまでN先生を担当とします。
つまり、園児が選べば担当制をとりいれ、運営上はチーム保育を行っているということです。